「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について議論する広場」

小沢一郎が目指すもの!

日本一新の会 達増 拓也

(岩手県知事)

 

 小沢一郎氏が目指すものを私なりにまとめると、「行政改革と地方分権、規制緩和とセーフティネット強化、国連中心の安全保障、そして国民主権の確立」である。自民党時代に出した『日本改造計画』以来、所属政党は変わっても、目指すものは変わらない。

 

 目指すものは、もっと端的に言うと、「活力ある地方、活力ある経済・社会、自立と共生の国際関係、そして日本国民の意識改革」である。当たり前といえば当たり前のこと、常識的といえば常識的なことなのだが、米ソの冷戦が終わってグローバル化が進む世界の中で、日本が進むべき方向性を見事に簡潔に押さえている。

 

 これらの目標を一貫して強く追い求めている政治家は、他にあまりいない。そこに小沢一郎氏の鋭い時代認識、日本の現状に対する危機意識、民意に対する敏感さ、戦略的バランス感覚が現れている。

 

 一方、これらの目標を包括的に強力に追い求める政治家が少数派に留まり続けていることが、未だにこれらの目標が達成されていない理由であり、民主党が行き詰ってしまった理由でもある。

 

 残念なのは、国政選挙では、これらの目標を公約やマニフェストに掲げる政党が躍進するにもかかわらず、選挙後、選ばれた国会議員の多数がその公約・マニフェストから離れていき、国政が民意の通りに進んでいかない、ということが繰り返されることである。

 

 「活力ある地方、活力ある経済・社会、自立と共生の国際関係、そして日本国民の意識改革」という目標は、これは日本の「改革目標」と呼んでいいと思うが、平成5(1993)年の国政選挙以来、民意の支持を得続けている。選挙後、選ばれた議員たちがその目標から離れていくので、「改革の政治」が「失われた20年」になってしまうのだ。

 

 そして奇妙な現象なのが、改革目標から離れる議員が口実にするのが、「反小沢」だということだ。小沢一郎氏が常に改革目標と共にあるため、「反小沢」が多数になると、その多数は改革目標から離れ、国民が求める改革はいつまで経っても達成されない。

 

 最近危険なのは、広くマスコミ全体に反小沢が広がっていることで、そのためマスコミ全体が反改革のスタンスになっている。「活力ある地方、活力ある経済・社会、自立と共生の国際関係、そして日本国民の意識改革」という方向に対して、マスコミ全体が逆行する今日この頃である。

 

 一方、希望が感じられるのは、私の皮膚感覚として、国民は、依然として、「活力ある地方、活力ある経済・社会、自立と共生の国際関係、そして日本国民の意識改革」を求めていると思われることである。その民意の受け皿として、「国民の生活が第一」という政党が誕生したことの意義は、いくら強調してもしすぎることはない。

追記
 ☆本号は無限拡散希望につき、転載許諾を必要としませんので、お取り扱いをよろしくお願い申し上げます。
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