「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について議論する広場」

「日本一新運動」の原点―127

                                  日本一新の会・代表 平野貞夫妙観

◯ 国会を劣化させる最大の原因は何か!

 「メルマガ・日本一新」(日本一新の会)の重要な目的は、わが国に健全な議会民主政治を定着させ、発展させることである。それが国民の福寿を増進させ、国の安寧を保つ礎であると私は確信している。

 私の一生は衆議院事務局職員から始まり、参議院議員2期12年、そして政治評論など議会政治に直接関わっての52年であった。

 平成12年4月、密室野合で憲法原理を冒涜して、森喜朗自公保連立政権が成立して以降、わが国の議会民主政治は著しく劣化することになる。国会運営の事務を職業とし、また政治家として、直接政治に関わった私としては、責任を強く感じている。平成21年の民主党への歴史的政権交代により、わが国の議会民主政治が進化して発展するかに思えたが、実体は菅首相・野田首相らによる民主政治の崩壊であった。

 これまでの私は、この原因を政治家個人、あるいは政党の問題として論じてきた。これが誤りであったとは思わないが、最近、直接政治に関わる人たちだけの問題ではないことに気づいた。それは「月刊文藝春秋 10月号」の特集『国会改革 憂国の決起宣言』を読んで、国会劣化の根本原因のひとつが、この決起宣言に参加している財界・労働界・学会からの六人の有識者の考え方、不見識にあると確信した。

 有識者6人とは、佐々木毅(学習院大学教授)、古賀伸明(連合会長)、長谷川閑史(経済同友会会長・武田薬品工業社長)、岡村正(日本商工会議所会頭・東芝相談役)、坂根正弘(経団連副会長・コマツ会長)、大橋光夫(昭和電工相談役)である。この6人は今年の2月に「日本アカデメイア」を発足させ、野田佳彦首相をはじめ、日本を担う政治リーダーと交流し、意見を交換し、国会の「非合理な運営」を見るにつけ、憂国の念に駆られ、「国会改革」の決起宣言となったようだ。

 私の一生が「国会改革」を職業的テーマとしていたため、新聞広告を見て10数年ぶりに「月刊文藝春秋」を購入して読んでみた。驚くべきことに、この国会崩壊の中で、わが国のトップ有識者たちが、議会民主政治の本質を知らないことだ。わが国の政治学界の最高峰・元東大学長佐々木毅氏が指導する頭脳集団「アカデメイア」が、駆け出しの雑誌記者レベルの内容で、虚仮威しの決起宣言とは、いかにも思想性と歴史観に欠ける「文藝春秋社」のやりそうなことだと、呆れ果てて採り上げることにした。

★追記
 9月度より、会員用発行記事については、3割レベルの転載に成りました。
 情報掲示としては、少なく成りますが、ブログとして一部転載を継続して行きます。
 尚、会員用には、全文と事務局コメントがメール配信されております。
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