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参議院選に向けての事務局雑話

                                   日本一新の会。事務局・大島 楯臣


 25日(木)に開催される「生活の党」結党大会に事務局も出席することになった。仔細は追ってご報告したい。
 ついては、先の総選挙の敗因は様々に語られているが「自民党が勝ったわけではない。確かに議席数は増えたが党の得票は増えていない。

 消費税増税など、マニフェスト違反の民主党に対する信頼が失われて、少数政党の支持がまとまらなかっただけであり、決して自民党の政策が評価されたわけではない」と総括するのは、何と自民党の某県連幹部である。

 奇しくも、小沢さんが言う「(民主党は)政権交代ですごろくの『上がり』まで行ったが、ファウルがあると国民に指摘され『振り出し』に戻った」と同じ意味である。

 参議院にも、衆議院と同じく比例区と選挙区の二種があるが、衆議院の選挙区と参議院の選挙区とは選挙スタイルはまったく異質だ。衆議院の小選挙区も、中選挙区時代とは異なり「組織選挙」とはいわれているが、その実は個人後援会を核とした支援組織が厳然として生きている。

 だから今回の総選挙でも、日常普段の「田作り」に励んでいる議員は、所属政党の如何を問わず再選を果たしている。一方の参議院は、選挙区候補者も組織戦を強いられる。理由の一は、任期が6年と長く「常在戦場」という意識が薄いこと、二は選挙区が広いことから「田作り」もままならないこと、などが挙げられる。

 従って同じ党、もしくは共同する党の衆議院議員を頂点として、傘下の地方議員の協力なしに当選することは至難である。

 とまぁ、これは常識であるが、この常識をぶち破ったのは小沢さんなのだ。民由合併直後の04年の参議院通常選挙で、自民党の牙城と言われていた一人区の大分と長崎で勝ち、佐賀はもう一歩まで追い詰めた。

 しかも3選挙区とも新人であり、それぞれに強力な手足をもつ自民現職に競り勝ったのである。福岡は複数区だが、民主党新人が約84万票という、有名人の比例当選選を思わせる得票で、事務局も驚いたことを記憶している。

 全国的にも民主の躍進は著しく、改選38に対して当選50。自民は同50が同49、公明同じく10→11、共産が15→4と激減。まさに激動の参議院選挙だった。

 この選挙で小沢さんは一兵卒として前線に立ち、大分県千歳村(現豊後大野市)のビールケースの上でマイクを握っていた。事務局も、片道3時間をかけて「枯れ木も・・・」の役目を果たしに出向いたものである。

 千歳村とは事務局以上のど田舎で、会場の公民館前広場に立つと周囲には一軒の民家もない。隣家は数百メートル先に数件、広い広い田んぼの向こうに点が幾つかみえる。こんなところには猪も狸もいないから、聴衆はモグラくらいだろうと軽口を叩いていたら、みるみる人が湧いてきたから不思議なものである。

 そして07年の「逆転の夏」と銘打った参議院選挙で躍進し、政権交代の準備作業は整い、09年の総選挙に至るのである。この後は皆さんご記憶の通りで、菅元首相が参議院をぶちこわし、野田前首相が衆議院を殲滅させ、民主党の命運は尽きたかにみえる。

 小沢さんもう一働きしてちょうよ。


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