「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について議論する広場」

◎「日本一新運動」の原点―231

                                日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

 朝日新聞は9月11日(木)、木村伊量社長が記者会見し、東電福島第一原発の吉田元所長の聴取報告書をめぐる報道に誤りがあったことを認めて謝罪し、記事の一部を取り消した。また従軍慰安婦をめぐる過去の報道で「強行連行した」との日本人男性の証言が虚偽であったことについても、記事を取り消し謝罪した。
 朝日新聞の謝罪に対して、厳しい攻撃的批判を行っているメディアがあるがこの問題を朝日新聞の攻撃に矮小化してはならない。
ここ10数年にわたるわが国の巨大メディアの報道姿勢は、商業主義を通り越し、権力に追随・おもねり、社会の木鐸の役割を果たすどころか、ごく一部を除いてわが国の民主主義を劣化させた。
例えば、小沢陸山会事件で「小沢氏の誤った人格破壊報道」(カレル・ヴァン・ウォルフレン著・角川書店)には、総括や反省が一切行われていない。民主社会が健全に運営されるには世論形成に報道の役割が大きいことはいうまでもない。今回の「朝日問題」は、この視点からも検証されるべきだ。

(「これでよいのか 日本!」郡山シンポジウムの報告)

 東京・沖縄に続き、3回目となる全国縦断シンポジウムは9月10日(水)郡山市中央図書館で開かれた。パネリストは諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏、俳優の菅原文太氏、慶應大学名誉教授の小林節氏、そして私の四名であった。日本一新の会会員が、福島県下のみならず、首都圏からも参加してくれ、激励してくれたことに感謝する。
 鎌田氏は医師の立場から「原発事故から3年半経ったから大丈夫といわれているが、これからが大変だ。20年後を見るべきだ」菅原氏は「戦争をしない、原発をやめる、憲法を守る―の三つが大事だ」、小林氏は「原発は人間がコントロールできないことがわかった」と発言した。私は「原発をやめ、福島から新しい文明をどう発信するかが大事だ」、(当日、知事選で自公民社の相乗りが固まったことに)「福島県民を冒涜するものだ。オール日本という名の復興利権の談合になる」と指摘しておいた。

○日本国憲法と「国連の集団安全保障」(8)

 平成3年も3月を過ぎると湾岸戦争が終わり、90億ドル追加支援の財政法や補正予算も成立、国連協力の構想もまとまり、海部政権がひと息をつこうとしたとき、問題が起きる。4月7日の東京都知事選で自民党本部・小沢幹事長が推薦した磯村尚徳候補が敗れ、自民党東京都連が推薦した、鈴木俊一知事が勝利した。
翌8日、小沢幹事長は責任を採るとして幹事長を辞職した。海部総裁は改革のパートナーを失うことになる。

 この時の都知事選には政治的絡みがあった。湾岸戦争対応の裏面史になるので、当時の政治の背景を理解してもらうために述べておこう。小沢幹事長は、当初現職の鈴木氏を候補者にすることを了承していた。都連首脳が高齢を理由に反対し、やむなく他の候補者を探していた。湾岸紛争が激しくなる頃で公明・民社両党に、国会運営で協力を求めていた微妙な時期だった。
 公明(創価学会)からNHK出身の磯村氏を都知事候補に推してきた。民社の賛同を得て、自公民3党の共同推薦とすることになる。90億ドル支援問題で公明を説得するクライマックスであった。都連首脳が「鈴木は高齢だが健康で再出馬の意思あり」として、都連推薦で立候補を決めた。この動きの背後には、自民党内部に、小沢氏の活躍が目立つことに対する嫉妬と抵抗が集積していたのである。都連首脳がその代表者であった。

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