「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について議論する広場」

「日本一新運動」の原点―253

             日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

 

○『国民の生活が第一』の思想の原点を考える!

 

 1月31日(土)、48年ぶりに安房勝浦を訪ねた。宇和島生まれで、勝浦で暮らす、水口修氏(元国際武道大学教授・フランス外交史専攻)が創立した『勝浦歴史文化研究所』主催の講演会に招かれてのことだ。

 私の演題は、事前に「市長が出席して挨拶する予定なので政治の話は抑えるように」との注文があったことから、「勝浦の歴史と文化を考える」としていた。ところが、会場に着くと、市長が講師の名前を聞いて別の用件をつくったようなので、大いに政治の話をしてくれと注文内容を変更。「歴史と文化」の題は変えずに、存分に政治の話をしてきた。

 

(「国民の生活が第一」の思想の原点)

 

「国民の生活が第一」という政治理念は、小沢一郎という政治家が民主党代表に就任して、平成19年に参議院選挙のキャッチフレーズとしたことから国民に知られるようになった。参議院選挙

で民主党が勝利し、平成21年8月の衆議院選挙で、わが国で初めて民衆が自らの意思で選択した政権交代が実現した。民衆は、「国民の生活が第一」の政治が展開されると期待したが、3年3ヶ月で民主党政権は自己崩壊した。そして「金持ちと大企業の利益が第一」という、安部自公政権に戻った。

 その平成21年にNHKの大河ドラマ『龍馬伝』。楽しみにしていたが龍馬の精神や思想が無視されていた。〝龍馬研究家〟としては看過できず、出版社に『龍馬の思想と行動』の本を出したいと持ち込んだ。「それでは売れない。貴兄がお得意の〝女〟の話を入れてくれ」とのこと。そこで執筆したのが『坂本龍馬の十人の女と謎の信仰』(幻冬舎)である。ところが執筆中に全く知らない人や場所から、次々と龍馬と信仰についての情報が送られてくるという不思議な現象が起こった。

 それを『謎の信仰』と出版社の要請で名づけた。龍馬の活力の原点は、武道の北辰一刀流とともに、「北辰妙見思想」であったことがわかった。

 

 江戸留学中に許嫁の千葉佐那から教えてもらったものだ。それは「民衆の福寿が国の安寧の原点」という考えで、星(北極星や北斗七星)を「妙見菩薩」として信仰することである。実は龍馬の先祖は、宇和島の和霊神社を屋敷神として分祀して星信仰を続けていた。和霊神社とは宇和島伊達家の家老で、民衆を大切にしたことで知られた、山家清兵衛(やんべせいべえ)を祀ったものだ。伊達家は妙見信仰で知られており、関ヶ原の後、徳川家康が奥州の伊達政宗の勢力を分断するため、長男の秀宗を宇和島に封じることになる。家康にはいろんな見方がある。大名には厳しかったが、民衆を大事にする思想をもっていた。それを教えたのが安房勝浦で育った家康の側室、お万の方であった。

 安房勝浦のすぐ近くが日蓮の生地で天津小湊だ。法華経に帰依したお万の方は、特別に妙見菩薩を信仰した。安房国は妙見信仰の遺跡がたくさんあった。徳川300年の思想の基盤は、お万の方と天台宗天海僧正の妙見信仰にあるといわれている。

 そこで安房勝浦―宇和島―高知が、妙見北辰信仰で結ばれる。民衆の福寿→国民の生活が第一という思想は勝浦・宇和島・高知を歴史的に原点としている。勝浦のこれからの発展は「お万の方」の活躍を世に出すことから始まるのではないか、と講演を結んだ。

 

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