「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について議論する広場」

「日本一新運動」の原点―301

日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

 

 新年になって世の中が騒がしくなった。株価の激動が不気味だが、安倍政権の閣僚たちは「日本経済のファンダメンタルは健全だ」と、相も変わらず暢気なことを繰り返している。アベノミクスが日本経済を国を挙げての「投機社会」とした罪は大きい。日銀を国際賭博場の胴元にして、亡国へ驀進する自民党・公明党政治に呆れ果てているとき評論家の佐高信氏から呼び出しがあった。

 

〇 創価学会と公明党の実態は何か!

 

 1月12日(火)に飯田橋のグランドハイツで会った。最初の話は「7月に創価学会についての本を出す。協力して欲しい」とのこと。「何でも協力する」と応じると2月5日(金)に『週刊金曜日』主催の集会があるらしく、まず二人で創価学会について語り合おうと言うことになった。佐高氏が私に質問するということなので、詰問を受けることにした。

 佐高氏は私が執筆した『公明党・創価学会の真実』『公明党・創価学会と日本』(いずれも2005年6月・講談社)を熟読していて、「安倍一強体制」となった現状の不正常について、私の、衆議院事務局時代からの公明党との付き合いの責任を問う姿勢だった。責任がないとはいわないが、私の知っている事実を明らかにしようということにした。

 

 まずは話は雑談から始まったが「安倍一強体制、は創価学会が支えていると見るべきだ。これを崩す戦略と戦術が野党にない。故に実態を世に明らかにしたい」と佐高氏は語る。「そのとおりだが、その創価学会にも大きな変化が起こっているようだ」というのが私の言い分だった。昨年の安保法制騒ぎでも創価学会内部から反対運動が起こった。それが学会全体の問題とならず、年末になると静かになった。どうしてだろうかというのが、二人の共通した疑問だった。

 

 昨年、創価学会内部で派閥抗争があった。ここ数年は、自民党のための選挙ばかりやっていて反発する会員が増えた。高齢者は他界し、若い会員は増えない、時代にあった教義を地道に拡げないと信者は減少するばかりだ、というグループが会長の任期満了をめぐって抗争を起こした。

 一方、従来の安倍官邸と密着してきたグループは、政府権力を利用して政治的・行政的特権を得ていくことが得策という方針で、このグループが執行部を独占した。その結果、反執行部の動きをした会員たちは当分様子見となった模様だ。相当に締め付けもあったという情報も届いている。執行部グループは「自公永久政権」でなければ生きていけない。それが安倍独裁体制をつくる原動力となっていく。

 などと言い交わしながら、「そんな馬鹿な。日本の民衆はそこまで鈍感ではないだろう」とは思ったが、よく考えてみると事態は相当進んでいる。マスメディアが創価学会の機関誌である「聖教新聞」の印刷委託や広告で実質的な経済援助を受けている構造が定着し、学会の本質を報道できないからである。社会の木鐸たる使命を打ち捨てたマスメディアが、デモクラシー社会をつくろうと、表向きには言いながら、その実は民主政治を崩しているのが現実だ、ということは意見が一致した。

 

 佐高氏曰く「だから資料や非公開の話など協力をよろしく頼むよ。新聞・テレビは事実上一体だから、この際、鼻をあかしてやろう」。「それでは昭和60年から平成4年2月まで〝平野貞夫衆議院事務局日記〟がある。公明党や創価学会との付き合いを詳細に記録しているのでこれを活用してくれ」と言うところで話題は次に展開した。

 

(神崎公明党代表から刑事告発された事件!)

 

 佐高氏の次の話題は、平成17年に私が当時公明党代表だった神崎武法氏から名誉毀損で刑事告発されたことを憶えていて最後はどう結末したのかを知りたいという。笑い話となるが顛末を述べておこう。

 私は、平成17年6月に『公明党・創価学会の真実』の出版で、ゲラの校正に熱中していた時期だった。衆議院第一議員会館の地下1階のエレベーターの前で、神崎代表にバッタリ会った。軽く挨拶をしてエレベーターに乗ろうとすると、「待ってくれ」と止められ、暴言を浴びせられた。

「参議院議員を辞めてから、君は公明党の攻撃ばかりをしている。最近、雑誌や週刊誌、集会などで意図的に批判を繰り返している。君が国政に出たときに公明党は推薦したことを考えて止めてくれ」

 確かに私は前年の平成16年7月に引退した後、自衛隊イラク派遣や社会保障を切り捨てる小泉政治に協力する公明党を厳しく批判してきた。「平和と福祉という結党の理念を捨てたのか」と。これが創価学会の良識派の会員に影響して学会・党ともに執行部が困っている時期だった。この時の神崎代表の態度が「言論弾圧」を連想した。

 そこで私は、ゲラに書いてない話題を追加して一撃を仕組んだ。同書「第5章・打ち砕かれ理想」に「酒が入ると女性の胸の中に手を入れる癖」という項を加筆したのだ。非自民細川政権が成立したとき、閣議で「政府与党の宴会は2万円以下とする」と申し合わせ、向島の料亭なんかには行けなくなった。そこで私に指示があったのが、「2万円で料亭と同じ雰囲気で宴会がで来る方法を考えろ」だった。私が考えたのは、国道6号線沿いの、向島の天ぷら屋に芸者衆を呼ぶことだった。ここで神崎代表の行状を暴露したわけだ。原文を引用しておこう。(括弧内は編集担当注)

 

 酒を飲むと人格が変わる人がときどきいるが、一人困った議員がいた。公明党代表・神崎武法氏である。実は、酒が入ると女性の胸の中に手を入れる癖があったのだ。私は抵抗する女性を押し倒してまで胸に手を入れようとするシーンを見たこともあった。目撃者はほかにもいる。しかも全員のいる席でのことである。

  私は、とても信仰を持つ人間がすることとは思えなかった。お姉さんたちが一番嫌がるのは、男の汗のついた手で、着物、特に胸元をさわられることだ。洗濯しても落ちにくいからである。これは紳士の常識だ。

  あまりにもひどいので、権藤(元公明党衆議院議員・公明党副委員長)さんに注意してほしいと頼んだことがある。権藤さんは「悪い癖があるんだよ。酒を飲むと人が変わることで有名なんだ。ストレスを溜めているのだろう。学会からいろんなことをいわれているからさ。そのままにしておいてやれ」といっていた。

  現在の自公連立政権の与党公明党代表として、偉大な権力を持ち続ける神崎さんは、料亭での宴会の機会も多いと思う。悪い癖は治っているのだろうか。

 

 神崎代表の前職は「検事」である。怒り心頭に発していたとみえ、直ちに私を東京地検に「名誉毀損罪」で刑事告発した。この7月に都議会議員選挙が決まっていた。私の暴露を看過できなかったようだ。私は起訴となり裁判になることを計算しての行為だった。裁判になれば、裁判所という公の場で公明党と創価学会の問題点を国民の前に晒すことができると私は期待した。否、私以上に期待したのは事務局である。後日談だが、それは〝逮捕〟までも期待していたのである。ところが待てど暮らせど、何の連絡もない。先方も私の狙いを察知したようだった。

 

 1年ほど経たある日、東京地検特捜部から呼び出しがあった。出頭すると若い検事が「調査したが起訴する事件ではない。始末するに必要なので若干説明してほしい」とのことで、15分ほどの事情聴取で終わった。その後の言動がこれまた笑い話で「著作は大変勉強になりました。そこで上司がお会いしたいとのことで、時間がありましたらお願いできないでしょうか」とのこと。初回の事情聴取だから2時間は覚悟していたので了承して上司の部屋に行くと、とんでもない話となった。

 

「防衛庁の三宿病院建設関連の汚職を捜査中で、平野さんは衆議院事務局時代から、与野党の防衛族議員の行状をよく知っていると聞いています。久間元防衛庁長官周辺のことを話してほしい」とのこと。

 捜査に協力して退出。そのうち、起訴しないとの連絡があると思っていたところ、1年を経ても何もない。そこで知人を通じて調べてもらったところ、「神崎代表の奥さんが、平野さんの言うことは本当だ」と言いだして、神崎代表が困っているらしいとの情報があり、そのままになっている。

 佐高氏に、ここまで話すと「僕は神崎夫人を知っている。出しゃばり型の女性だ。夫人は一見紳士の裏を知っているんだ」と。

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